2023年の年末のイベントの報告

もう2024年がはじまり半月ほど経ってしまいましたが、2023年の年末は若者から発信した企画を実現することができたので、報告をします。

まず、12月23日は「ゆ~くるクリスマス」ということで、事前に予算(5000円)を決め、「ケーキづくりがしたい!」「チキンを焼きたい!」などいろいろな声をひろいながら、午前中にまず買い出し。
午後からは、それぞれの判断で必要だと思うものを持ち寄って集まる若者たち。あっ、ここでいう若者は高校生年齢の若者から、20代の普段ゆ~くるを利用している中で、だんだんと顔見知りになっていった、学校も年齢もばらばらの人たちです。

さっそくケーキ作りがはじまり、デコレーション。チキンのいい香り。
お菓子の家が作れる材料を差し入れにもらったので、「北欧風のサンタ村をつくる」と言い出したのはスタッフでしたが、、みんなそれぞれ、だれが指示するわけでもなく、やりたいことをやりたいぶんだけやっていました。

飾りつけをもってきてくれた子が部屋を飾り、ケーキをたべよう!と思ったら、「じゃんけん大会をすると思って景品をもってきた!」という子もいて、だれが司会するでもなくゆるりとはじまり、みんなで美味しく食べました。

12月27日は、ゆ~くる開所、年末最終日。この日は、一人の高校1年生の発案で、「韓国式のお餅をたべませんか?」というイベントを開催しました。

スタッフに、韓国式のお餅をつくってみたい!と彼が話してくれたのは、確か10月ごろ。その時スタッフたちは、韓国式のお餅の作り方や特徴を知っている人はいなかったので、さっそくYouTubeを見せてもらい「へ~お米を挽いて米粉にするところからやるんだね~」とのんきな感じでしたが、工程を聞けば聞くほど、大変そう^^。さらに、「地域の方とか、いろいろな方に食べてもらいたい」という希望があったので、

まず、イベント企画書というのを書いて整理。そして試作をしてみました!が、予算や時間の関係もあるので全部の試作はできず、この時点でもまだまだ未知な「韓国式のお餅」

そして、「一人で」「イベントを企画する」ということが初めての高校生(だいたいの場合はそうですよね)若者自身が「やってみたい」「こうしたらいいんじゃないか」という気持ちを大事にしたいと思っているので、スタッフが先回りして準備したり、催促することなく(さりげなくはしましたが)

12月27日にやると決めてから、「いろいろな人に食べ物を提供するためには(無料の企画でしたが)保健所に届け出をする必要がある」という難関もありましたが、本人とスタッフで保健所に申請に行き、きちんとクリアして、前日はひたすら、お米を米粉の挽く作業。

一人の企画といいましたが、前日ゆ~くる内に居た若者が手伝ってくれました。

そして、迎えた当日、チラシをお配りした神明町の方々が次々と来てくださいました。

実は、当日、チラシに書いた全部の種類を、同時刻に仕上げておくことができず、できた順からお出ししたり、ちょっとお待たせすることもありました。そちらは、来ていただいた方に誠心誠意ご説明させていただきました。お待たせしている間にお茶を出してくれたりしたのは、手伝ってくれた若者です。
「おいしかったよ」「韓国式は初めてたべたよ」そんな言葉を聞いた本人の顔は、10月の顔とちょっとだけ違っていました。

若者の「やってみたい」ができる場所ゆ~くる。なので、このようなイベントができて本当に良かったと思いますが、それは、若者を温かい目で見守っていただく、地域の方がいてこそのことだと改めて思いました。本当にありがとうございます。

若者のみなさん、何か企画したいこと、やりたいことがあったら、どんなことでも相談して下さいね。

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